ビゼー 「 《アルルの女》組曲」

ジョルジュ・ビゼー ジョルジュ・ビゼー
(1838年10月25日 - 1875年6月3日) 【フランス】

父は声楽教師、母はピアニストで、幼い頃から音楽に親しみ、記憶力が抜群であった。9歳でパリ音楽院に入学し、19歳ででローマ大賞を獲得。オペラなどの劇音楽を作曲の中心とし、25歳のときのオペラ『真珠採り』でオペラ作曲家の地位を確立する。その後、フランス人の作家アルフォンス・ドーデの劇『アルルの女』の付随音楽や、オペラ『カルメン』などを作曲した。 《引用:http://ja.wikipedia.org

ビゼー 「 《アルルの女》組曲」について

この曲は、元々はドーデの劇『アルルの女』の付随音楽として作曲されたものだったらしいのですが、音楽の評判が高かったことからビゼーが組曲として再編成したものだということです。

アルルというのはフランスの南側、プロヴァンスにある地域ですね。ゴッホが『アルルの跳ね橋』という絵を描いていることでも有名ですね。アルルは地中海性気候のとても温暖な地域らしく、ほのぼのとした感じがありますね。またアルルの女性は、彫りが深くて色が白く、黒髪が特徴で、美人が多いとか。そんなアルルの女性たちが民族衣装を着るお祭りなどもあるようですね。

このビゼーの『アルルの女』を組曲で聴いていると、そんなプロヴァンス地方の素敵な空気感や、アルルの女性の芯の強さが伝わってくるような気がします。

まずはYouTubeでどんな曲か聴いてみよう!



名盤CDセレクション

指揮:アンドレ・クリュイタンス 演奏:パリ音楽院管弦楽団

(録音:1964年代 アナログ) 
いわゆるクラシック評論家などの方から絶賛されている名盤CDです。アルルの地域の土着感というか民族感というか精神的な鼓舞を聞くような素晴らしい演奏です。クラシックというかしこまった感覚ではなく、洒脱(しゃだつ)な揺らぎがアルルの独特な民族感を見事に表現しているような気がします。少し古い録音なのであまり音が良くないなと思う部分もありますが、それでもやはりこの演奏に勝る演奏はそうそう出てはこないのではないでしょうか。パリ音楽院管弦楽団というのは現在のパリ管弦楽団の前身となった楽団ですね。

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指揮:チョン・ミュンフン 演奏:パリ・バスティーユ管弦楽団

(録音:1991年 デジタル) 
アルルの素朴な雰囲気を醸しだしてていると言われている名盤です。ほのぼのしているところはほのぼのと。気だるいところは気だるく。元気なところは元気に!って感じがよく表現されていると思います。クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団と比べてしまうと物足りなさも感じますが、デジタル録音のなかではもっともアルルの雰囲気を出しているような気がします。ちょっとのどか過ぎる感じなところもありますが・・・。

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指揮:シャルル・デュトワ 演奏:モントリオール交響楽団

(録音:1986年代 デジタル) 
モントリオールはカナダのなかでもフランス系の文化圏なので、モントリオール交響楽団はやはりフランスものは得意ですね。デュトワ&モントリオール交響楽団は、音が透明でキレイな響き方をする演奏をするので、そういうのが好きな方には良いと思います。さきほどまでのアルルの雰囲気を醸しだすというものに比べると、より音楽的な演奏になっていて、良くも悪くもすっきりとまとまっていて安定感のある演奏だと思います。

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指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン 演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

(録音:1984年代 デジタル) 
カラヤンがこの『アルルの女』のレコーディングをしたときは、ちょうどベルリン・フィルとのあいだにトラブルが発生していてとても険悪な状況だったそうです。しかしさすがはどちらもプロ中のプロですね。録音はちゃんと素晴らしい出来に仕上がっています。アルルの雰囲気とは少し違うのかもしれませんが、ちゃんとカラヤン&ベルリン・フィルの音になっているところが僕は好きです(笑)

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