スピーカーというのは震動板が電磁力の力で前後に震動することによって音がなるようになっていますね。震動板というのはスピーカーについている丸い部分のことです。

ひとつのスピーカーに小さな丸い部分と大きな丸い部分がある場合は、高音域を担当するトゥイーターと低音域を担当するウーファーがついているってことですね。
スピーカー

さて、このスピーカーの音ってね、その設置方法だけでもずいぶんと音が違うってことを知っていましたか?

本当にすごく違うんです。どんなにいいスピーカーを買ってもそのままポンと棚の上に置いていると良い音はならないんです。今回はそのあたりを少し説明してみたいと思います。

スピーカーは震動に弱い?

先ほども言いましたがスピーカーは震動板というの丸い部分がブルブルと震えて音が鳴っているわけですね。

しかしこのスピーカー自体に別の震動が伝わると、その別の震動でスピーカーが震えてしまうことになりますね。

音の出るものってね、そのものが揺れてしまうと音がまったく別のものになってしまうんです。試しに携帯電話やスマートフォンから音楽や着メロを流して、手に持ってブルブルと振ってみてください。どうですか? なんか変な音になってしまうでしょ?

ちゃんと棚に置いているスピーカーでも、必ずといってよいほど別の震動の影響を受けてしまいます。別の震動というのは誰かが歩く床の震動だったり、暖房器具や冷蔵庫なんかの機械が出す震動だったり、家の外の道路を走る車の震動だったりいろいろです。

そういう別の震動をスピーカーが受けるとやはりさっき手でブルブルと振ってみた携帯電話やスマートフォンと同じように、良い音はならなくなってしまうわけです。

この床などから伝わる別の震動というのは、設置の仕方でずいぶんと改善することができます。例えば地震のときに棚が不安定だと大きく揺れてしまい、場合によっては倒れてしまうのと同じで、不安定な場所の上に置かれたスピーカーというのは常に不安定でグラグラとした震動を受けてしまいますね。

なのでできるだけスピーカーというのはしっかりと安定した棚の上に置くのが良いわけです。もちろん専用のスピーカースタンドの上に設置しても良いのですが、その場合はスピーカースタンドそのものをしっかりと安定させる必要があります。

もっとも理想的なスピーカーの置き場所とは?

しかしどんな場所においたところで絶対に床からの震動というのはゼロにはなりませんね。必ずやなにかの震動は受けてしまうでしょう。

もし、魔法がつかえてスピーカーを空中に浮かすことができれば、それが一番理想のスピーカーの置き場所だと思います。でも、現実的にはほぼ無理ですね。

試しにスピーカーを手で空中に持ち上げてみてください。できれば壁からも距離をおいて。もちろん手で持っているので、けして空中に浮いているわけではないのですが、棚などに置いているときと音がずいぶんと違うのがわかると思います。できればこんな状態を棚などの上で実現できたら良い音が鳴りそうな感じがしますよね。

そこでできるだけ床からの震動をつたえないようにと考えだされたのがインシュレーターです。

インシュレーターの上にスピーカーを置くと音が激変する!

スピーカーを棚や床の上に直置きにするのではなく、インシュレーターと呼ばれるモノの上に置くだけで音ははっきりと変わります。

インシュレーターには様々なものがありますが、代表的なものは次のような素材でできています。

素材
(例)写真
木材

山本音響工芸 キューブベースアサダ桜材

天然石

オヤイデ インシュレーター4個入りOYAIDE INS-SQ

金属

金属製インシュレーター スパイク&受け 6個セット

特殊素材(ゴム他)

クラムワークス NP4012GEL 静音ジェルパッド 【防振ゴムを超える防音性能】

インシュレーターはほとんどが丸いコインのような形か、キューブのような形をしていますが、なかにはスパイクと呼ばれる尖った針のようなカタチのものもあります。これは極力接点を少なくすることで、より空中に浮いている状態にしようってことですね。

インシュレーターはほとんど無料のものから、何十万円もする高価なものまでいろいろありますが、有名なのは10円玉です。10円玉は銅でできていますね。つまり金属です。インシュレーターというのはほとんどが10円玉を数枚重ねたようなものなので、10円玉をそのままインシュレーター代わりにしてしまおうってことですね。これはかなり安上がりですし、すぐにできますね。(僕も以前はやっていました。)

やはり何もしないで棚や床へそのまま置くよりは10円玉を重ねて、4隅に置き、その上にスピーカーをのせたほうが良い音がします。ただ10円玉を敷いて逆にぐらつくようならやめたほうが良いですね。

あるいは日曜大工店で小さなサイコロ状の木材を買ってきてインシュレーター代わりにすることもできますね。これも安上がりです。桜の木なんか良い音がする場合がありますね。

こういう風に安上がりなものでいろいろな素材による音の違いを楽しんでみるの良いですね。また違う素材のものを二つ重ねてみても一味違った音になることがあって楽しいです。

だけど、結局のところちゃんとしたメーカーが販売しているインシュレーターには勝てません。

僕も使っている超おすすめのインシュレーター

僕も何年かのあいだ木材とか10円玉で実験的にインシュレーター遊びをしていましたが、やはりメーカーが販売しているインシュレーターにも興味が出てきました。

でもオーディオって上をみるととんでもない金額になってしまうので、たとえインシュレーターでも数万円します。さすがに僕には数万円も払ってインシュレーターを買う予算はないので、せめて数千円ですね。

そこで手頃な価格で性能のいいインシュレーターはないかなって探していたのですが、見つけました。これはめちゃくちゃいいです。

まるで空中に浮いているようにスピーカーの音が鳴るのがわかります!(ちょっと大げさかな? でもホント感動しました)

これです。↓

audio-technica ハイブリツドインシュレーター AT6099

新品価格
¥2,691から

いや、これはマジで良いです。

このオーディオテクニカさんの「ハイブリツドインシュレーター AT6099」は基本の金属部分は真鍮(しんちゅう)でずっしり重く、上下には、ハネナイト(特殊なゴムです)とソルボセインという特殊な素材が貼ってあります。

ハネナイトというゴムは跳ねません!(笑) いあ本当に跳ねないからハネナイトって名前なんだと思います。高いところから落としても跳ねないゴムなんです。つまりそれだけ衝撃を吸収してしまうってことなんですね。

またソルボセインいうは、振動を吸収し遮断する特殊な素材です。

この二つの特殊な素材と真鍮の組み合わせにより、まるでスピーカーが空中に浮いているかのような音がなるわけですね(また大げさですが。。)

オーディオテクニカさんの「ハイブリツドインシュレーター AT6099」は安いです。6個入れ1パックで数千円なので、1パック買えば、3点置き(三角形のカタチにインシュレーターを置く方法)で左右それぞれのスピーカーに使えます。

僕は1パック購入してその音の違いにびっくりしてすぐにもう1パック買って他のオーディオ機器やセンタースピーカーにも使いました。一気に音のグレードがあがりました。

いや、マジにこのオーディオテクニカさんの「ハイブリツドインシュレーター AT6099」は良かったのでおすすめですよ~。