kogaki

古楽器やオリジナル楽器とよばれているものがあります。これはなんだかわかりますか?

実はベートーヴェンやモーツァルトが活躍していた時代の楽器と、現代の楽器は同じ楽器でも、ずいぶん違うものなんですね。ベートーヴェンやモーツァルトが様々な曲を書き残した時代からすでに250年も過ぎているわけで、楽器もね、いろんな改良が加えられたりしてちゃんと進化しているんです。

だから楽器の進化とともに演奏法や、音そのものも変わってきているんですね。つまり、ベートーヴェンが頭のなかで思い描き作曲したときのサウンドと、現代のオーケストラのサウンドは違うってことなんです。

そうなるとベートーヴェンが頭のなかで思い描いた本当のサウンドはどんな音楽だったんだろうって気になりますよね。そこで1990年代頃から、だったら思い切って博物館にあるような古い楽器を使って昔のままの演奏法で、ベートーヴェンやモーツァルトを演奏してみたらどうだろうって考えた人たちがいたんです。

有名なところでは、フランス・ブリュッヘンの指揮する18世紀オーケストラや、ガーディナーが指揮するオルケストル・レボリュショネル・エ・ロマンティクがありますね。古楽器演奏は現在の演奏の仕方といろいろ違うところがあるので、ピリオド奏法なんて呼ばれ方もしています。

オーケストラの人数も現在より少なく、音に厚みがありませんが、なぜか迫力はあります。僕はフランス・ブリュッヘンの指揮する18世紀オーケストラのベートーヴェンが好きでよく聴いています。

古楽器演奏と現代のモダンオーケストラの演奏を聴き比べるのも、クラシック音楽を聴く楽しみのひとつですね。最近ではモダンオーケストラなんだけど、ピリオド奏法をとりいれるなんてのも流行ってますよ(笑)

どっちがいいとかではなく、いろんな楽しみ方をすると良いと思います。

YouTubeで実際に古楽器の演奏を見てみよう!

フランス・ブリュッヘン指揮による18世紀オーケストラの映像です。楽器のかたちが最近のものと違うのがわかりますか?